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大人になってからでも、歯ならびは整えられます

「この年齢で矯正なんて」とためらう方がいらっしゃいます。条件になるのは年齢そのものではなく、歯を支える骨と歯ぐきの状態です。まずは検査でお口の状態を確かめるところから。

このページのポイント

  • 年齢に上限はなく、条件は骨と歯ぐきの状態です。
  • 成人矯正は自由診療で、標準的な費用は合計847,000円(税込)です。
  • 歯を動かす期間はおよそ1年半〜3年で、個人差があります。

年齢そのものは、矯正の制限にはなりません

矯正は子どものうちにするもの、という印象をお持ちの方は多いと思います。たしかに、あごの成長を利用できるのは子どもの時期だけです。けれども、歯そのものは大人になってからでも動きます。年齢そのものに上限があるわけではありません。

かわりに大事になるのが、歯を支える骨と歯ぐきの状態です。歯周病があればその治療を先に行いますし、むし歯があれば整えてから始めます。また、成長を利用できないぶん、骨格のずれが大きい場合には治療方法が限られることがあります。できること・できないことは、検査をしてからはっきりします。

当院では、セファロ(頭部エックス線規格写真)で骨格の前後・上下のバランスを数値で評価したうえで診断します。矯正治療は、保田矯正塾インストラクターの歯科医師(副院長 畑 紀行)が担当します。

ワイヤー矯正装置をつけた歯の模型

方法は、大きく3つから考えます

目立ちにくさを優先するか、対応できる幅を優先するか。お口の状態とご希望から一緒に選びます。

マウスピース矯正(目立ちにくさ)

透明なマウスピースを1〜2週間ごとに交換しながら、歯を少しずつ動かします。目立ちにくく、食事や歯みがきのときに取り外せます。

いっぽうで、1日20時間以上を目安とした装着が前提です。守れないと計画どおりに歯が動きません。歯ならびによっては対応できない場合があります。

ワイヤー矯正(対応できる幅)

歯の表面に装置をつけ、1本ずつ位置を調整していく方法です。幅広い歯ならびに対応でき、取り外しの管理が要らないことが利点です。

いっぽうで、装置が見えること、装置のまわりに汚れがたまりやすいことが欠点です。目立ちにくい審美装置をご希望の場合は追加費用がかかります。

部分矯正(範囲を限る)

前歯など、気になる範囲だけを動かす方法です。全体を動かす場合にくらべて、費用と期間を抑えられることがあります。

いっぽうで、かみ合わせ全体を変えることはできないため、適応できる歯ならびは限られます。検査のうえで、可能かどうかをご説明します。

歯ならびを整えると、こんな良いことがあります

見た目のことだけではありません。大人になってから整える意味は、これから先の歯を守ることにもあります。

毎日のケアがしやすくなります

重なっていた歯が並ぶと、歯ブラシやフロスが届きやすくなります。汚れを落としやすくなることで、むし歯や歯周病のリスクを下げることが期待できます。

歯を長く保つという点で、大人になってからの矯正にはこの意味が大きいと考えています。

かむ力の偏りが減ります

かみ合わせが整うと、特定の歯にばかり力がかかる状態を減らせます。歯が欠ける・すり減る・かぶせ物が外れるといったことの予防につながります。

左右どちらでもかめるようになり、食事のしやすさが変わることもあります。

口元を気にせずに過ごせます

笑うときや写真に写るときに、口元を隠さずにすむようになります。人と話す場面の多い方にとっては、日々の気持ちの面でも変わる部分です。

大人の矯正はご自身の意思で計画的に進められるため、装置の管理や通院の予定も立てやすくなります。

当院でのご相談の流れ

ご相談から保定まで。通院は月1回程度で、お仕事との両立を考えて日程を組んでいきます。

  1. 01

    ご相談

    気になっていることをうかがい、お口を拝見します。おおよその見通し(治療の方針・時期・費用の目安)を、この時点でお伝えします。ご相談だけでもかまいません。

  2. 02

    精密検査

    セファロ(頭部エックス線規格写真)、パノラマレントゲン、口腔内写真、歯型の資料をそろえます。セファロは骨格の前後・上下のバランスを数値で評価できる矯正専用の検査です。あわせて、むし歯や歯周病がないかも確認します。

  3. 03

    診断・治療計画のご説明

    検査結果をもとに、原因・目指すゴール・装置・期間・費用・リスクをご説明します。抜歯が必要かどうかも、この段階で理由とともにお伝えします。納得いただいてから治療に入ります。

  4. 04

    装置による治療と、そのあとの保定

    ワイヤー矯正は月1回程度、マウスピース矯正は1〜2か月に1回程度の通院で進めます。装置を外したあとは、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を使います。リテーナーまでが矯正治療です。

費用・期間・リスク

成人矯正(ワイヤー矯正・部分矯正)

矯正治療は、一部の先天的な疾患などを除き、公的医療保険が適用されない自由診療です。

標準的な費用(税込)
診断料 55,000円+治療費 792,000円(合計 847,000円)。このほかに、通院のときに調整料(1回 3,300円)がかかります。通院の内容によっては、かからない回もあります。難しい症例と診断した場合の治療費は 1,100,000円です。目立ちにくい審美装置をご希望の場合は追加費用がかかります。範囲を限った部分矯正は 110,000〜440,000円です。
治療期間・回数
歯を動かす期間はおよそ1年半〜3年(個人差があります)。月1回程度の通院で調整します。装置を外した後、数年間の保定期間が必要です。
主なリスク・副作用
歯が動くときの痛みや違和感があります。装置のまわりは汚れがたまりやすく、清掃が不十分だとむし歯・歯ぐきの炎症のリスクが高まります。まれに歯の根が短くなる(歯根吸収)、歯ぐきが下がるなどが起こることがあります。保定を怠ると後戻りすることがあります。

マウスピース矯正

マウスピース矯正は公的医療保険が適用されない自由診療です。

標準的な費用(税込)
診断料 55,000円+治療費 220,000〜1,100,000円(診断結果によります)。このほかに、通院のときに調整料(1回 3,300円)がかかります。通院の内容によっては、かからない回もあります。
治療期間・回数
歯を動かす期間は、およそ1〜3年です(歯ならびの状態によって変わります)。通院は1〜2か月に1回程度で、この間の通院はおよそ6〜36回が目安です。そのあと、保定の期間(数年間)の通院があります。
主なリスク・副作用
装着しはじめの違和感や発音のしづらさ、歯が動くときの痛みがあります。装着時間が1日20時間以上の目安に足りないと、歯が計画どおりに動かず、治療期間が延びることがあります。歯の根が短くなること(歯根吸収)や、歯ぐきが下がることがあります。保定を怠ると後戻りすることがあります。

矯正歯科のページでくわしく見る

よくあるご質問

40代・50代から始めるのは遅くないですか?
年齢そのものに上限があるわけではありません。歯を支える骨や歯ぐきが健康であれば、大人になってからでも歯を動かすことはできます。ただし、お子さまのように成長を利用することはできないため、骨格のずれが大きい場合には治療方法が限られることがあります。まずは検査でお口の状態を確認するところから始めます。
歯ぐきの状態に自信がありません。それでも矯正はできますか?
歯周病がある場合は、先にその治療と歯ぐきの状態を整えてから矯正に入ります。歯は骨と歯ぐきに支えられて動きますので、年齢よりも歯ぐきの状態のほうが大事な条件です。検査の段階で歯ぐきの状態も確認し、進め方をご説明します。状態によっては、矯正以外の方法をおすすめすることもあります。
仕事をしながら続けられますか?
通院はワイヤー矯正で月1回程度、マウスピース矯正では1〜2か月に1回程度です。1回の調整にかかる時間はそれほど長くありません。当院は完全予約制ですので、ご都合のよい曜日と時間をあらかじめお決めいただけます。
人に気づかれにくい方法はありますか?
透明なマウスピースを使う方法があります。目立ちにくく、食事や歯みがきのときに取り外せます。ただし1日20時間以上を目安とした装着が必要で、歯ならびによっては対応できない場合があります。ワイヤー矯正でも、目立ちにくい審美装置をお選びいただけます(追加費用がかかります)。診査・診断のうえで、適した方法をご提案します。
どのくらいの期間がかかりますか?
ワイヤー矯正で歯を動かす期間はおよそ1年半〜3年、マウスピース矯正ではおよそ1〜3年が目安で、歯ならびの状態による個人差があります。範囲を限った部分矯正では、より短くなることがあります。いずれの方法でも、装置を外したあとに数年間の保定期間が必要です。

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「自分にもできるのか知りたい」という段階でのご相談も歓迎します。

このページの内容は、歯科医師(副院長 畑 紀行)が確認しています。最終更新日

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